【自衛隊待遇改善から次のステージへ】

西日本の自衛隊官舎取材の日。空には羽ばたく鳥のような雲。著者撮影
皆さま、こんにちは。「自衛官守る会」代表の小笠原理恵です
【自衛官守る会解散へ】
昨年初め頃から、現職自衛隊員を含む一部の自衛隊関係者による執拗な誹謗中傷が続きました。投稿の中には暴力を示唆する表現も含まれており、会員の安全確保が困難であると判断せざるを得ない状況に至りました。
そのため、苦渋の決断ではありますが、自衛官守る会は2026年3月31日をもって解散することになりました。
4月からは新たに「小笠原プラットフォーム研究所」を発足します。自衛隊に限らず、様々な政策課題について研究し、提言等のレポートを発表していく予定です。
これまで培ってきた国会議員、官公庁、司法関係者、米軍関係者などとのネットワークを大切に維持しつつ、
国民保護法
経済安全保障
医療
サイバー
宇宙
AI
といった分野へ対象を広げていきます。
【サイバー、宇宙、AIと安全保障】

神戸市 次世代量子コンピューター IBM Quantum System Two 著者撮影
【サイバー、宇宙、AIと安全保障】
私はこれまでITやデータ分析に関わる仕事をしてきました。工場設備の分析計算にパソコンを用いた業務や、アプリケーションソフトの講師、Webデザインなどに携わってきました。
自衛隊問題から少し距離を置くことで、これまで十分に取り組めなかった最先端技術分野にも歩を進めたいと考えています。
AI、量子技術、サイバーセキュリティ、宇宙関連技術など、安全保障と直結する技術分野は急速に進化しています。技術と政策の接点を、現場経験と制度理解の双方から検証していきたいと思います。
また、これまで取り組んできた職場環境改善の視点も活かし、
消防
警察
医療
といった分野にも守備範囲を広げ、研究と政策提案を続けていく予定です。
職場環境の問題は、個別組織の問題であると同時に、制度設計や予算配分、法制度の運用の問題でもあります。単なる待遇論にとどまらず、「なぜその問題が繰り返されるのか」という構造そのものを分析し、提案につなげていきます。
政策は、安全保障、経済、医療、技術と相互に連動しています。縦割りではなく横断的に見なければ、本質は見えてきません。
小笠原プラットフォーム研究所では、分野を限定せず、複数の政策領域を横断して検証することを基本方針とします。

国会議事堂 著者撮影
【SNSの誹謗中傷への対抗手段の体験を書きます】
今年4月、X(旧Twitter)上で、現職自衛隊員や元自衛隊員、予備自衛官、さらに関連団体の関係者とみられるアカウントによる大規模で執拗な誹謗中傷を経験しました。
当時、関連する投稿は大きく拡散され、人格攻撃を伴う投稿が相次ぎました。「クソババア」といった侮辱的表現や、「戦車でバラバラにしてやる」といった暴力を想起させる言葉まで投稿されるなど、看過できない状況となりました。
私は現在、この件について法的手続きに基づき対応を進めています。
同時に、この経験から学んだことを記録として残す必要があるとも感じています。
SNS上で集団的な誹謗中傷やネットリンチに直面したとき、人はどのように対応すべきなのか。
証拠保存
法的手続き
冷静な対処
など、私自身が実際に行ってきた対応について、今後このメーリングリストで順を追って書いていきたいと思います。
SNSは便利な情報空間である一方で、時に集団的な攻撃の場にもなります。そうした状況に直面したとき、泣き寝入りするのではなく、どのような選択肢があるのか。
私たち自衛官守る会が経験した出来事が、同じような問題に直面した方々にとって、対処の一助となればと思います。
なお、この件については月刊Hanada12月号
「それでも私は書き続ける! 現役自衛官からのネットリンチ」
でも詳しく記しています。経緯や背景については、そちらもご覧いただければ幸いです。
【このニュースレターで発信していくテーマ】
このニュースレターでは、
・安全保障を中心とした時事解説
・政策提言等の動き
・SNSネットリンチへの対処体験
・日米・NATOと自衛隊の比較
・医療安全保障
・政治・政策ウォッチ
・サイバー、宇宙、AIと安全保障
・危機時に困らないための知識(戦時医療・災害・犯罪対策など)
といったテーマを発信していきます。
●SNS誹謗中傷にあったときに何をするか?は連載シリーズにします。
問題を構造として整理し、読者と共に考える場にしたいと思っています。
これが、私の新しいスタートです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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