日本保守党事務総長・有本香氏の出演料未払い、犬笛、印象操作の恐怖。
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有本香氏の反論投稿に違和感
日本保守党の有本香氏による投稿について、私はすでにXで明確に否定しました。
有本香氏の投稿について否定します。
私は、貴殿の番組で兵庫県の斎藤元彦知事について「偏った情報を吹き込んだ」事実はありません。
事実に反します。削除を求めます。

私は、斎藤元彦知事が刑事告訴した人物・事案には一切関与していません。
また、貴殿の番組で斎藤知事について「偏った情報を吹き込んだ」という事実もありません。また、自称「安全保障ジャーナリスト」と言う表現は侮辱です。

私は、貴殿の番組で兵庫県の斎藤元彦知事について「偏った情報を吹き込んだ」事実はありません。
事実に反します。削除を求めます。
この短い投稿に、多くの方が反応してくださいました。
私が長々と説明しなかったのは、理由があります。相手が「偏った情報を吹き込んだ」と公に書いた以上、その根拠を示す責任は相手側にあります。こちらが、先に推測して、細かく証明して差し上げる必要はありません。
起点となった中曽氏の投稿と、有本氏の反論の異様さ
もともと有本氏が問題視したのは、元川西市議の中曽ちづ子氏による投稿を私が紹介したことのようです。しかし、その中曽氏の投稿は2024年10月25日から公開されていたものであり、私が新たに作成した内容ではありません。
私の投稿も、その内容について断定的に批判を加えたものではなく、「読んでみるとよいかと思う」という紹介にすぎませんでした。
有本氏は「私に関する偽情報の流布、中傷に関する訂正と謝罪を求めます」と述べています。しかし、仮にその投稿内容が偽情報だというのであれば、まず主張を行った投稿主である中曽氏に対して言うべきことです。
私は、既に公開されていた投稿を紹介しただけです。にもかかわらず、私に対して訂正や謝罪を求めるのは、明らかに相手を間違えています。
まだ、現段階では裁判になっていませんが、これを司法の場で争うとしても、少なくとも「請求や抗議を向ける相手を取り違えている」という問題があります。私に対して「訂正せよ」「謝罪せよ」と求めるのであれば、私自身が何を新たに摘示し、それがどのように事実に反するのかを、有本氏側が具体的に示す必要があります。
紹介しただけの投稿者に対して、元の投稿内容そのものの責任を丸ごと負わせることはできません。

『WiLL』2025年6月号に掲載された
記事タイトル:有本さんって、右? 左?
議席とりそうらしい
⚪︎百田尚樹氏 川西市民なのに川西市民はそのことを知らない
出自がよくわからない。高卒。
元朝日放送放送作家なのになぜ保守? よくわからない
⚪︎有本香氏 62歳
大学卒業後、近畿日本ツーリスト社員、中国担当。天安門事件の頃も含め10年間中国に↓
さらに、異様だったのは、有本氏の反論が、私の元投稿とは無関係の事象に言及したことです。
「斎藤元彦・兵庫県知事問題」などその投稿のどこにもありません。にもかかわらず、有本氏は、突然、斎藤知事に関する「偏った情報」を番組に吹き込んだとポストしました。これこそが偽情報の流布、中傷に当たります。
しかも、その投稿は、斎藤元彦氏がジャーナリストの菅野氏を刑事告訴したタイミングで出されたものです。さらに、斎藤氏に対する違法な妨害活動を行ったとされる「しばき隊」にも言及していました。つまり、無関係な私を、斎藤知事問題や違法活動の文脈に接続するような書き方になっていたのです。
これは単なる反論ではありません。無関係な投稿内容から、私があたかも何らかの違法活動や不当な情報操作に関係していたかのような印象を誘導する内容でした。
国会議員を有する公党の事務総長という権力者が、一般人にこのような印象操作を行う。
ここに、今回の問題の異様さがあります。
公党の事務総長の発信の重さ
これは、単なるSNS上の口論ではありません。
政党幹部が、個人に対して「偏った情報を吹き込んだ」と発信すれば、それは支持者に対する号令のように機能します。いわゆる「犬笛」です。本人が直接「攻撃しろ」と言わなくても、支持者はその意図を読み取り、対象に向かっていきます。
まして有本氏は、単なる一般人ではありません。日本保守党という、国会に議席を持つ政治団体の中心人物です。少なくとも外部からは、党首百田氏以上に政党運営へ強い影響力を持っているように見えます。
その事務総長級が、個人名を出して「困った人」「偏った情報を吹き込んだ」などと書けば、その影響力は個人同士の言い合いとはまったく違います。
政党幹部は、権力者です。だからこそ、党首や幹部には品位ある行動が求められます。
私が日本保守党について恐ろしいと感じるのは、党首や事務総長が、その影響力を一般人への攻撃や名誉毀損に向けているように見える点です。権力を持つ者が、その権力で国民を人格攻撃する。これほど恐ろしいことがあるでしょうか。
ゲストに相談もなく「発言は間違い」と決めつけ、番組側がゲストに代わり、勝手に謝罪する違和感。
私は、過去に有本氏らの番組に出演したことがあります。その際、兵庫県の斎藤元彦知事に関する話題について、当時の公的資料をもとに話をしました。ところがその後、私には一切の確認も相談もなく、番組側が「あの内容は間違っていました」「小笠原に代わって謝罪します」といった趣旨の発言をしたと聞いています。
もしそれが事実なら、非常に重大です。
出演者本人に確認もせず、発言が誤りだったと決めつけ、本人の同意もなく「代わって謝罪する」。これは、ゲストの信用に関わる行為です。しかもその後に、「偏った情報を吹き込んだ」と投稿するのであれば、出演者を利用したうえで、後から一方的にレッテルを貼っているように見えます。
私は、間違った情報を流していません。当時の公的資料をもとに話をしました。番組から謝罪を求められても、その当時の正式な情報であるため、私は謝罪は致しません。間違っているとは考えていません。
にもかかわらず、私が「偏った情報を吹き込んだ」かのように書かれるのであれば、それは事実に反します。
出演料未払い問題
さらに、出演料の問題もあります。この回の出演料は2年を経過しようとしているのに、いまだ未払いです。

仕事として出演を依頼し、出演させ、その後に支払いをしない。そして、出演後には本人確認もなく「誤りだった」と扱い、さらに時間が経ってからSNSで「偏った情報を吹き込んだ」と投稿する。
これが、言論番組を運営する側の態度として適切なのでしょうか。
番組にゲストを呼ぶということは、相手の時間、知識、信用を使うということです。出演者は、番組側に協力して話をします。番組側は、その協力に対して責任を負うべきです。出演料を払う。発言に問題があると思うなら、まず本人に確認する。訂正が必要なら、事実関係を確認したうえで行う。
それが最低限の礼儀ではないでしょうか。
ところが今回の件では、出演料は未払い、発言内容は本人確認なく、勝手に謝罪、さらにSNSでは「偏った情報を吹き込んだ」と名指しされました。
これを黙って受け入れれば、第三者からは「小笠原理恵は本当に偏った情報を流したのだろう」と見えてしまいます。
説明責任は有本香氏にある。
だから私は、短く否定しました。
「その事実はありません」
「事実に反します」
「削除を求めます」
これだけです。
私は、相手の土俵に乗って長い口論をするつもりはありません。相手が何かを主張するなら、主張する側が根拠を示すべきです。今回、ちょうど、青森出張中で、スマホしか持っておらず、反論ができない私に代わって、熊猫たまさんや、女社長さん、お知らせポストさん等、多くの方が反論や情報提供を発信してくれました。
ありがとうございます。ご協力、ご支援に感謝します。
政党という権力者による人格攻撃は恐ろしい。
SNSでは、権力や影響力を持つ人が一言書くだけで、無数の誹謗中傷が向かってきます。その時、攻撃された側が沈黙すると、「認めた」と受け取られます。だからこそ、最低限の事実否定は必要です。私が出張中に多くの人がその投稿で手助けをしてくれました。
相手と同じ土俵に上がる必要はありませんが、泣き寝入りしない覚悟は必要です。
政治家や政党幹部が、一般人や民間の言論人に対して犬笛を吹くような投稿をすることは、極めて危険です。あのれいわ新選組ですら、SNS投稿での攻撃は党内のボランティアや党内のスタッフ、議員等にほとんど限られています。一般市民に対して、政党幹部が口喧嘩をし続けている政党などほかにあるでしょうか?
政党や政治家は批判されることがあります。国民側も政治を監視し、問題があれば軌道修正を求める必要があるからです。批判した国民とSNS状で口喧嘩を始める政党代表格はほとんどいません。しかも、政策や事実で反論するのではなく、個人攻撃、レッテル貼り、支持者による攻撃誘導のような形で応じることなど他の政党ではまず発生しません。
政治活動とは、批判者をSNSで攻撃することではありません。一般人に対して高圧的な発信を繰り返すことに力を注ぐやり方は間違っています。とうてい健全な政治活動とは言えません。
私は、今後も事実に反する投稿には、淡々と否定します。泣き寝入りはしません。ただ、政党の議論の場は国会のはずです。SNSなんかじゃない。
有本事務総長は議場がどこだかわかっていますか?
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